23才のボクが、リタイアするまで。

24卒社会人/月15万円投資予定(DC+NISA)/実家暮らし/満員電車通勤/友達なし/彼女いたことなし/X:https://twitter.com/quiet_klaxon

投資計画1年目 ② ~NISAについて その1~

 

前回に続いて投資計画の記事です、NISAについて。

 

 

 

 

NISAの枠組自体は一般ニュースでも取り上げられているほどなので詳しい説明は省きます。

 

こんなブログを覗きに来てくれるような方はきっとご存知ですよね?

 

僕はNISAのことを「年金制度はもうもたないからこれ使って各自で資産形成してください」という国からのメッセージだと思っています。

 

僕の親世代はマイホーム・マイカー・腕時計の時代でしたが、これからは子供部屋・はてなブログ・NISAの時代がやってきます、令和三種の神器として社会の教科書に載ることでしょう。

 

国が勧めるものは怪しいとか悠長なことを言ってる場合ではありません、働きたくないのであれば利用できるものは全て利用してやるという確固たる覚悟が必要です。

 

僕にはその覚悟がある。

 

 

 

 

さてはこいつ、大学在学中にバイトで蓄財してNISAガチってる凄い奴か?と思ったそこのあなた、安心してください。

 

今月頭にようやく重い腰を上げて口座を開設したばかりです。

 

そもそもバイトをしていないので現時点での資産は雀の涙なんですよ、なので僕の資産形成は初任給がまさしくスタートラインという感じです。

 

つまり読者の皆さんはこのリタイア物語をゼロから楽しめるわけです。

 

 

 

 

方針として、前回の記事で書いた企業型DCと並行してNISAを埋めていく予定です。

 

全体の上限が1800万円、単年での上限が360万円ですが、今年360万円も入金するのは不可能なため、枠が埋まるのはどんなに早くても6年目=2029年ということになります。

 

なのでとりあえず6年目までは無心でNISAを埋めるだけのロボットになります。

 

成長投資枠の方が積み立てできる商品のラインナップが幅広く魅力的なのですが、1200万円までという縛りが面倒です。

 

僕は成長投資枠をフルで使いたいので積立枠と成長等身枠を1:2に近いバランスで埋める予定です。

 

 

 

 

さて、具体的な投資額ですが、毎月12.25万円+αを入金する予定です。

 

これは企業型DCの2.75万円と合わせて合計15万円にするための設定で、余裕があれば増額します。

 

この合計15万円という数字は、月給とそれにかかる税金や社会保険料、そして実家暮らしという条件下での支出の概算を考慮して決めました。

 

実家暮らしの特権として家賃、光熱費、食費などの大きな出費が無い上、根っからのケチで金を使わないため、支出は世間一般と比して極端に少なくなる見込みです。

 

一応実家に毎月5万円納めても足りる額ですが、もし家に金入れなくていいよと言われたら入金力は更に上がります。

 

ただし目先の入金に囚われるがあまり大切なものを見失わないようには心掛けます、友達も恋人もいないんだから親孝行くらいはしたいものですね。

 

 

 

 

このまま銘柄の紹介まで行くと無駄に長尺な記事になってしまうので一旦切り上げます。

 

投資計画というタイトルなのに計画らしい計画が無いまま〜NISAについて その2〜に続く…

投資計画1年目 ① ~企業型DCについて~

 

今回は毎月の投資計画の第1弾として、企業型DCについて真面目な記事を書きます。

 

 

 

僕の就職先には企業型確定拠出年金制度(企業型DC)があるので、フル活用する予定です。

 

研修で正式な説明を受けるまで断定は出来ませんが、会社側が毎月27500円を拠出し、従業員はそれに上乗せする形で毎月0~27500円を拠出するシステム(いわゆるマッチング拠出)だと思われます。

 

これが退職金代わりになる訳ですが、リタイア志望者にとっては最高なんですよ。

 

というのも、従来の退職金制度だと勤続年数が30年くらい無いと大した金額を貰えなかったのに対して、企業型DCなら働いた月の分だけ確実に元本が積み上がり、自分で投資対象を選んで効率的に運用すれば早期リタイアでもかなりの額になります。

 

満額拠出すれば例えば勤続10年でも元本660万円になり、これが年利数パーで運用されるのでかなりの額を期待できるでしょう。

 

しかもこの企業型DC、退職したタイミングでidecoに移管してそのまま運用を続けられるのです。

 

退職後は積み立てを続行するのも停止するのも自由ですが、働いた間に積み上げた資産は複利の力で確実に増え続けてくれる訳ですね。

 

終身雇用制度が崩壊して転職が当たり前になった影響で導入が増えているらしいですが、最初の一社でたんまり金を貯め込んでリタイアしようとしている僕のような人間にも嬉しい優良制度。感謝。

 

 

 

あとは以下のようなメリットもあります。

 

  1. 掛金が全額所得控除の対象になる
  2. 運用益が非課税になる
  3. 運用に関わる事務費用が会社負担

 

どれも嬉しいですが所得控除は特に嬉しいですね。

 

所得税や住民税の負担を軽減することにより効率的に投資元本を確保できるという訳です。

 

具体的には、満額の27500円を拠出する場合、課税対象の給与が実際より27500円低いものとして計算されます。

 

実際どのくらい得になるの?と思ったので、初任給&毎月27500円拠出という条件でざっくりシミュレーションしてみました。

 

 

 

(入力情報が同じなのに結果が変わるのはなぜでしょう…?)

 

各種手当を給与に含めてなかったり1年目は住民税が無かったりするので不正確ではありますが、最低でも年間5万円は優遇されると考えたら利用しない手はありません。

 

運用益非課税についてはまあNISAと同じようなもんです、事務費用は誤差の範囲内。

 

 

 

一方で大きなデメリットもありまして、これ60歳まで引き出せないんですよ。

 

なので完全に老後資金って感じですね、国民年金と厚生年金だけじゃ足りないので、それを補うイメージ。

 

60歳までの生活資金はNISAや特定口座で賄っていく予定なので、個人年金と割り切ってしまえば大したデメリットでは無いかなと。

 

 

 

そんな訳で、企業型DCを給与から月27500円拠出していきます、年額にして33万円。

 

会社負担分と合わせて年額66万円になります。

 

これは毎月給与から天引きされるもので、基本的に銘柄変更なども行わないので、真の意味でのほったらかし投資という感じです。

 

とりあえず運用益の経過報告だけは行います。

 

 

 

最後に、肝心の投資対象について。

 

元本確保型商品や債券インデックスなどは長期での安定的なリターンが見込めないので論外として、株式インデックスの中から選びます。

 

研修まで商品ラインナップが分かりませんが、さすがに国内株式・先進国株式・新興国株式・全世界株式の4種類くらいはあるでしょう。

 

60歳まで、つまり2060年頃まで引き出せないという前提を考えると、アメリカの覇権が終わることまで考慮して全世界株式を選ぶのがベストかな、と素人なりに考えています。

 

全世界株式が無ければ先進国株式と新興国株式を適当に組み合わせます。

 

 

 

国内株式はちょっとね、人口が減り続ける国の成長に賭けるのはリスキーでしょう。

 

投資を通じて外国の成長を享受して資産を増やした上で、暮らしやすい日本でダラダラ生きる。これが僕の理想形です。

 

そんなわけで、僕が一番危惧しているのはこの国での生活が快適でなくなることです。

 

経済成長はそこまで期待していないので、リタイア生活を存分に満喫できるような平和国家であり続けて欲しい、というのが僕の切なる願いです。

 

 

 

なんか本題からズレてきたのでここで終了!

 

 

 

次の記事ではNISAについて書きます。

はじめに

どうも、初めまして。

ただ今2024327日水曜日午前3時、大学の卒業式を終え、目の前に迫り来る入社式という鬱イベから目を逸らすことに必死な23才子供部屋おじさんです。

こうして駄文を錬成している最中も刻一刻と"その時"は迫ってきている訳です。

ああ恐ろしや。

このブログは、労働モチベの無い僕が就職してからリタイアするまでを赤裸々に綴る感動ドキュメンタリー巨編となる予定です。

監督・脚本・主演は僕、制作期間もとい勤続期間は米国株式市場に大きく左右されるので、もはや米国企業がスポンサーみたいなもんでしょう。

米国企業がどれだけ成長するかによって大きく変わってくるわけですからね、まあ精々頑張ってくださいよ。僕は頑張りたくないので。

リタイアを目前にしてリーマンショック級の暴落来るのが最悪のパターンですが、まあ無心で入金することしかできません。

爆速で資産形成できれば2030年頃にリタイア達成できるかもしれませんし、仕事の楽しみに目覚めて定年まで勤めあげる可能性も0.01%くらいはあるかもしれません。

個人的にリタイアブログを読むのが結構好きなのですが、入社から辞めるまでを全て綴ったブログというのはあまり見ないので、面白い試みになればいいかな、と。

ブログの内容としては、資産の推移や社会人生活についてが主だったものになる予定ですが、後者に関しては多少ぼかすことになりそうです。

うっかり下手なこと言ったら嫌だというのもありますが、勤務時間外で仕事のことを考えたくないというのが大きいですね。

腹立つことや悶々とすることがあったらこのブログで軽く鬱憤を吐き出し、スッキリしたらプライベートの世界に没入したい。

ネット上の書き込みはよく便所の落書きと形容されますが、このブログに関してはそのまんまですね。

なるべく清潔でいい匂いのする便所を心掛けるので、よかったら遊びに来てください。

お気付きの方も多いかと思いますが、ブログ名は某映画のパロディです。見たことないけど。

ブログのコンセプトをダイレクトに伝えられそうだと思って適当に付けました。

このブログが国民的ブログとなった日には邦題を作った東宝東和からお叱りを受けることでしょう。

投資計画や仕事に対する考え方などは随時書いていくつもりです、乞うご期待。

最後に、こんな場末のブログを覗きに来てくれたすべての人に感謝。

あー、働きたくねえや。