前回中途半端に終わってしまったNISA記事の続きを書きます。
先に予防線を張っておきますが僕は投資初心者であり、多少は勉強していますが高度な分析など一切出来ません。
なので読者の皆様の参考になる記事というよりも「ぼくのかんがえたさいきょうのぽーとふぉりお」の展示会場といった形です。
数年後に僕が爆益ブロガーとなっていればこの記事は伝説になり、暴落ブロガーとなっていればデジタルタトゥーとして刻み込まれます。
まさか後者を待ち望んでいる悪魔のような読者はいませんよね?
まあそれもこのブログの楽しみ方のひとつとして受け入れましょう…
NISAの定番と言えばオルカンやS&P500が挙げられますが、実際これらの商品は長期運用で十分なリターンが得られる優秀な商品だと思っています。
その証拠に、2060年代まで引き出せない企業型DCについては全世界株式インデックスを選びます。
しかしNISAでは米国トップ企業に集中投資する予定です。
一般的に構成銘柄の多さは分散が効いている=低リスクと解釈されますが、経済を牽引するトップ企業の成長力をその他大勢のモブ企業で薄めているという見方もできます。
ボラティリティの低さは心理的な面では非常に嬉しい要素になりますが、トップ企業が落ち込む時はオルカンやS&P500でも割とガッツリ落ちます。
それならトップ企業(主にハイテク関連)に集中投資した方が良くない?というのが現時点での僕のポリシーです。
それでは具体的な買付商品を紹介します。
*積立枠
iFree next NASDAQ100/クレカ積立毎月5万円
*成長投資枠
2244投信/クレカ積立毎月5万円
178A/かぶツミ毎月2.25万円〜
個別に説明していきます。
iFree next NASDAQ100
まずは基本情報から(日興AMのニュースレターより引用)
見ての通りかなりハイテク寄りになっていますが、ヘルスケアや生活必需品など不況に強いセクターも含まれています。
あとは金融セクターが無いのも特徴で、金融恐慌には多少の耐性あり。(あくまでも相対的に)
銘柄入替は毎年12月です、昨年は特例として7月にマグニフィセント7のリバランス(割合引き下げ)が行われました。
積立枠で攻めた投資がしたい!となると選択肢は非常に少ないです、僕の知る限りだとFANG+かこれの二択くらいだと思います。
FANG+はコンセプト的には良いんですけど、銘柄を固定しているのが嫌なんですよね。
年代ごとの時価総額ランキングとか見るとよく分かりますが、どんなに絶対的な企業でも時代の流れに乗れず落ちぶれていくケースは普通にあります。
そういった低迷していく銘柄を容赦なく入れ替えてくれないと困るので、消去法でNASDAQ100を選びました。
正直100社でも分散しすぎだと思ってしまいますが、伝統的な指数の中では最も高いリターンが期待できるのでクレカ積立で毎月5万円入れます。
ただし明確な不満点もあって、信託報酬が高いんですよ。(0.495%)
ニッセイなら0.2035%、楽天なら0.198%ですが、これらは成長投資枠でしか買えません。
つまりこの商品は積立枠で買える唯一のNASDAQ100投信という立場に胡座をかいてガッポリ儲けている訳です。
書いてるうちに腹が立ってきましたが、100万円あたり3000円程度の差なのでギリギリ許してやります。
2244投信(一歩先いくUSテックトップ20)
今月中旬に新規設定された新鋭で、2244( グローバルX US テック・トップ20 ETF)というETFを買い付ける投信です。
ならば信託報酬が安いETFを直接買えばいいのでは?という話ですが、クレカ積立で得られるポイントが信託報酬の差を上回るので投信を買います。
それでは基本情報(グローバルXの月次レポートより引用)
銘柄の選定基準が細かく決まっているのですが、 説明が面倒なので1枚目の画像をご覧ください。
簡単に言えば、5つのテーマからそれぞれ上位3銘柄(合計15銘柄)を採用し、そこから漏れた銘柄のうち時価総額が大きいものを上から5つ採用します。(合計20銘柄)
銘柄入替とリバランスは6月と12月の年2回です。
下2枚の画像を見ればわかる通り、NASDAQ100の上位銘柄に集中投資するようなイメージで、リスクもリターンもNASDAQ100より高めになります。
ETFが上場したのは昨年4月ですが、年末までの9ヶ月で60%近く伸びています。(もちろんだからと言ってこれからも爆伸びするとは限りません)
成長投資枠のクレカ積立でこちらも毎月5万円入れます。
実は既に2万円分持っていて、約2週間で+3.98%
もっと安くなってから買おうと思って傍観していたら買い増しタイミングを見失いました、初心者にタイミング投資は無謀です。
巷では一歩先というネーミングがダサいなどと言われていますが、僕は内面を重視する紳士なので全く気にしていません。
178A 革新的優良企業ETF
こちらはまだ未発売ですが(来月10日に新規設定)、来月からコツコツ買っていきます。
まずは基本情報(グローバルXのYouTube動画より引用)
先ほどの2244と同じくグローバルXの商品です、例によって選定基準の説明が面倒なので1枚目の画像を見てください。
パッと見は2244に近くハイテク中心ですが、ヘルスケア・バイオ、そしてバッテリー・エネルギーという急激な伸びが期待できそうな分野を専用枠で取り入れています。
TSMCやイーライリリーなどNASDAQ100・2244ではカバーしきれない人気銘柄を押さえられるのが嬉しいところです。
あと4枚目のパフォーマンス比較は衝撃的です、FANG+以上のリターンを叩き出した上でリスクも抑えられていて(ヘルスケアセクターの恩恵?)、これ最強なんじゃね?と思ってしまいます。
記事を書く過程でどんどん魅力的に見えてきました。
とりあえず毎月2.25万円を最低ラインとして買い付けますが、余裕があれば増額したいです。
こちらはETFですが、楽天証券のかぶツミという機能で金額指定の定額積立をします。(毎月x円以下の範囲で買える分だけ買うというイメージ)
下落時にスポット買いをしたいところですが、東証が開いている平日昼間に市場とにらめっこする余裕がありません、来週から会社員なので…鬱…
一応書いておきますが、あくまでこれは独身会社員を前提とした投資戦略です。
守るべきものがない上に毎月給与が入ってくるので、保有資産が暴落しても心を無にして耐えられます。
むしろ暴落を買い増しチャンスと捉えるくらいじゃないと振り落とされてしまうのでしょうね。
ただしリタイア後にこんな攻めた投資をしてたら暴落時に発狂死してしまうこと請け負いです。
僕もリタイアしたら債券や金をポートフォリオに取り入れる予定ですが、今は裸一貫で突き進み爆発的なキャピタルゲインを狙うべき時期だと割り切っています。
とりあえずNISAについて今書けるのはこれくらいですかね、いやー思った以上に長くなった。
この記事が数年後に伝説として持ち上げられることを願って筆を置きます。